■911空冷ポルシェスーパーマニュアル販売開始

投稿日時 2008-1-16 23:37:54 | トピック: news


■911空冷ポルシェスーパーマニュアル販売開始






今までポルシェの整備をしてきて気付いたことやエピソードなどをまとめたものを
PDF形式のマニュアルとしました。



興味がある方は、お申し込みください。


マニュアルの内容

マニュアルは、解説編と整備編に分かれています。

内容

★空冷ポルシェとは、、、
★空冷エンジンのバリエーション
★スペシャルモデルの存在!
★ターボは、スーパーカーである。
★911の足回り
★ポルシェのブレーキ
★ポルシェの点火装置
★MOTEC
★3.8Lエンジン
★ポルシェのクラッチ
★ボルトオンターボ
★ポルシェのミッション
★964と993のエンジンの違い

★LSD取り付け
★クーパーリング加工
★エンジン脱着模様
★MOTEC

その他いろいろ書いています。

PDF形式ですので写真も多数掲載しています。




911空冷ポルシェスーパーマニュアルお申し込みフォーム
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以下の文章は、ポルシェスーパーマニュアル解説編からの抜粋です。



★ポルシェのミッション

ポルシェのミッションは、大きく分けると2つに分かれます。

ひとつは、930までの915系のミッションです。

いわゆるポルシェシンクロと呼ばれるミッションで独特のシフトの入り方をします。

915は、ポルシェ内製のミッションで軽量でいいのですが、今の車のパワーには耐え切れません。

930に3.6Lなどのエンジンを移植したチューンドカーやボルトオンターボの車だと簡単にミッションが悲鳴をあげます。

もうひとつは、964以降の車に採用されたG50タイプのミッションです。

正確には、1987年以降の車には、ワーナー製のシンクロ(G50)が採用されるようになりました。


のミッションは、国産車などと同じシンクロですのでミッションの入りもあの独特な感じではなく普通に乗ることができます。


G50タイプは、915と比べて格段に耐久性があがりました。


G50ミッションの中でも通常のカレラ2とRSとでは、実はミッションの中身が違います。


1番大きな違いは、ミッションのシンクロ部分が大幅に違います。


G50ミッションのカレ2は、サーキット走行をするとどんどんミッションの入りが悪くなります。


これは、熱によりシンクロ自体が変形してしまう為です。


対処方法としては、MTのオイルクーラーをつける以外にないのですが、もし、O/Hをするつもりであれば、RSのシンクロを組むことをお奨めします。



RSのシンクロは、カレ2とは材質が違います。


またシンクロリングも全周に刃が刻んであるカレ2とは違い3箇所しか刃が刻んでありません。


昔の国産車のレースシンクロと呼ばれるものと同じつくりをしています。



実際に、RSは、サーキット走行を何週してもMTのは入りが悪くなることはありません。



1度ターボ仕様の車にも装着したことがあるのですが、500ps近いパワーの車でもMTの入りは全然問題がありませんでした。



O/Hするときは、RS用のパーツを組むことをお奨めします。



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こんな感じで写真などを付け加えたマニュアルです。


また、作業編では、実際の作業風景を写真つきで解説しています。



注意

このマニュアルの中の作業は、あくまで私の個人の主観であり一人のメカニックの
作業方法を記載したものです。
すべてが正しいというわけではありませんのでご了承ください。

車の整備は、目に見えないさまざまな技術が必要となります。
文章や写真だけでは、解説できない多くの経験が必要です。
あくまでもメーカー発行の整備書の補足としてお使いください。


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