カムシャフト ランプ角
アイドラーズのレース以後、、相変わらず放置プレーのチャレンジ号
時間のあるときに少しずつやっています。
アイドラーズという実践で走ってみて解ったことは、、、
筑波サーキットにおいてはチャレンジ号は、ストレートの伸び、、立ち上がり共に遅くなっています。
以前の車載と見比べても解ります。
カムを作成してもらったNさんに聞くと、、
「やっぱりな! 筑波じゃ、、つかえねーか!! 」
「ところでお前、、カムのランプ角 合わせたか?」
「えーーーーー」 ってことで、、、
ランプに合わせたクリアランス調整をしています。
「早くいえよ、、、 ジジイ、、、」
ノーマルベースだと、、思い込んでた、、
ランプ角とは、、、、 カムシャフトが1番最初にあたる部分の角度、、、
詳しいことは、、自分の車の主治医に聞いてください。 説明するのがめんどくさいので、、、
また、、素人には、一切関係のない話なので、、、
簡単に言うと
カムのランプ角は、各車によって決まっています。
同じ車用のカムシャフトを使う場合は、問題ないのですが、、、、
加工カムなど、、、 違う車のプロフィールでカムを作成する場合
その車に合ったバルブクリアランスの調整が必要です。
ポルシェのバルブクリアランスは、メーカー指定 0.1mm です。
でも、、これはメーカー指定
違うメーカーのカムシャフトをベースにポルシェのカムを作成した場合は、当然変わります。
1mmリフト時の数値は、変わらなくても、、カムは、1mmリフトになる前から当然開き始めています。
要するに0.01mmリフトから1mmリフトに立ち上がるまでのリフトカーブ
この部分をバルブクリアランスで調整してあげる必要があるのです。
これを間違えると本来の性能が発揮できないのです。
よくラッシュアジャスターのカムをソリッドリフターで使うと音が出た、、、
などというのは、このランプ角が違うからです。
今回チャレンジ号の タペットクリアランスは、 0.2mmに再調整です。
たかが、、プラス 0.1mmですが、、、 メーカークリアランスから比べれば倍の数値です。
これで、、バルブの開き始めは、遅くなり、、、閉じは、速くなります。
ということは、、中間トルクは今までよりもよくなります。
0.2mmなんかにしたらタペット音が出て大変じゃ、、、 と思う人
ハイカム組んで、、、タペット音が、、、なんて言っていたら、、ハイカム組むな、、、ってことです。
というか、、、ランプ角が合っていれば、、0.2mmでも気になるタペット音は、しませんよ!
まあーー地味な作業ですが、、、これでこのカムの本来の特性が出せると思います。
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