L型エンジン 5
ノーマルのL型エンジンのピストンは、当然ブッシュ圧入タイプのピストンです。
今は、ノーマルでもフルフローのピストンピンを持つエンジンが当たり前になりましたが
この時代は、当然フルフローではありません。
素材は、もちろん鋳造で重くて強そうなピストンです。
ピストンは、亀有製の88.5へ変更します。
ノーマルは、86パイなので2.5mmオーバーサイズです。
ノーマルの圧縮比は、このエンジンの場合ヘッドにBIGバルブが入っているので、燃焼室が33cc
ピストンが 10cc G/Kが 6.9cc です。
トータルで燃焼室の容積は、43ccとなります。
圧縮比を計算すると
458.6 /49.96 + 1= 10.1
圧縮は、10.1です。
今回は、それほど圧縮を上げないので11程度に持っていく予定です。
クランクをキャップを緩めるとクランクの状態がわかります。
やはり予想通りに傷だらけです。
爪に傷がひかかるということは、0.1mm程度の傷はあると思われます。
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