醜い仕事!!
MT O/H中の 964ターボ
エンジンのフロントカバーやタペットカバーからもオイル漏れがあるので具体的な場所を探すのに
点検中です。
タービンは、去年O/Hしたばかりなので とてもきれいです。
オーナーさんから ヘッドボルトの状態が気になるので点検してください。 とのことでヘッドカバーを空けると、、、
ポルシェのエンジンでヘッドカバーを空けるのは、人間でいうガン検診のようなもので緊張します。
ボルトが折れていませんように、、、、と
空けてみるとヘッドボルトは、折れていませんがロッカーアームがオイル漏れ修理の為か、、、
まるでコーキングのように埋められています。
臭いものに蓋をしろ、、、、のように酷い修理です。
その場さえよければいい、、、という修理は、中古車業者に多いです。
納車するまで持てばいい、、、または、、オークションで落札されるまで漏れが止まればいい、、、
こういう修理を受けたポルシェって案外多いです。
こういう仕事を見るとメカニックとしてはつらいですね。
車に対する愛情は無いのか? と思ってしまいます。
逆にこんなに見えないところまできちんとやってあるんだー と思う仕事を見るとメカニックとして励まされます。
こういうことは、メカニックだけの責任ではなく、、、勤め人の場合、、、や 外注仕事の場合は、
依頼されれば仕方が無い場合だってあります。
でも、、、
車が、、かわいそうだなー と思います。
コメント
RSS feed for comments on this post.
TrackBack URL : http://kurumaseibi.com/modules/wordpress/wp-trackback.php/292
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
改行や段落は自動です
URLとE-mailは自動的にリンクされますので、<a>タグは不要です。
HTML allowed: <a href="" title="" rel=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <code> <em> <i> <strike> <strong>