k27 MOJタービン取り付けの続き、、

今回使用する追加インジェクターは、サードの720ccの低抵抗

e-マネージは、motecのように本体の機能で高抵抗と低抵抗を切り替えできないので
ドロッピングレジスターを取り付けなければ使用できません。

e-マネージの横の箱が日産のGT-R用のドロッピングレジスターです。

別にGT-R用でなくてもいいのですが、、、、、

本体は、4000円ぐらいです。

これがe-マネージの本体の中身です。

ジャンパースイッチがいっぱいありこれを切り替えることで設定を変えることが出来ます。

当然国産車用のサブコンなので外車やポルシェには非対応です。

今回は、追加インジェクターの制御のみに使用するので回転信号とブースト圧力が取れればMAPが機能するので
ポルシェでも使えるだろうと使用しました。

ここで問題発生、、、、

回転信号が取れない？？？

ポルシェターボの回転信号は、タコメーター裏のTD線から取りますが、
e-マネに入れてみるとアイドリング付近で6万回転というとんでもない数値をさします。

これでは、使い物にならない、、、

一度ｅ-マネをリセットしてコンピューターも再起動

そうすると今度は正常に回転が取れています。

でも何回か同じ事をするとまた、元の状態に戻ってしまう。

どうやら回転信号に他のノイズが入っているような感じです。

しょうがないのでより信号線の位置に近いエンジンルームのCDIから直接信号を取りました。

これで何とか正常に動くようになりました。

これがe-マネージのパソコンの画面です。

追加インジェクターの制御のみなのでこのMAPのみ使用します。

追加のみにサブコンは、もったいないと思うかもしれませんが、昔のレビックなどと違い
MAP制御できるとより細かくコントロールができます。

例えばレビックの場合回転とブーストが一致したところから燃料を増量しますが、
ある回転からある回転まで噴射して途中は噴かないでまたある回転から噴射するということが出来ません。

それがMAP制御のサブコンなら可能です。

これでやっとセッティングに行けると思い準備していると今度は、いきなりエンジンがかからなくなるというトラブル発生！！

本当にKジェトロは、何が起きるか解らない。

点検してみると点火はしていて燃料ポンプも動いている。

圧縮は、点検済みなので当然あり。

燃圧を測定するときちんとかかっています。　Kジェトロは、直列のツインポンプなので燃圧が6kぐらいあります。

これでかからないのは、燃料制御が上手くいっていない可能性あり。

一度燃料ポンプを動かさないでセルを回すと残った燃料でエンジンがかかりすぐに止まります。

原因は、ウォームアップレギュレターもしくは、フューエルアキュームレーターの可能性が大です。

しかも、この症状が起きるのは、エンジンを暖めたあとの再起動のときのみ。

それ以外は、正常にエンジンがかかります。

とりあえずポンプS/Wを室内につけて対処しました。

燃料ポンプS/Wは、チューニングカーの場合つけておいたほうがいいです。

それは、かぶった時にポンプを切ることでクランキングによりプラグを復帰させることが出来るからです。

結構便利です。

これで、やっとセッティングに、、、、

高速で踏んでみると、ブーストのかかり始めから燃料が薄い。

ノーマルブーストで乗ってもAFが14ぐらいを指します。

MOJタービンのみなのでここまで薄くならないような気がします。　　やはりKジェトロ本体がおかしいような、、、

とりあえず追加で薄い部分を12前後に修正して走ると、かなりいい感じです。

とりあえずノーマルブーストのSET　UPは取れたのでブーストを上げようと、、EVCをイジっても
今度は、ブーストが上がらない？？

とりあえずそのままセッティング終了です。

肝心なところでまたまた、、トラブルです。

原因は、たぶんウエストゲート、、、、

現在は、他の仕事に追われていてまだ点検出来ていない状態ですが、来週にでもまた再チャレンジです。