ポルシェウエストゲート事件
ポルシェターボの純正ウエストゲートは、トラブルが多発しています。
先日、お客さんから連絡があり「ターボが壊れた!」と言われました。
いろいろ状況を聞くとブーストがまるで掛からなくなりヒューヒューと音がする、、というものです。
たぶん配管抜けだと思いいろいろ聞くと あるお店でメンテナンスしてもらってから悪くなった、、ということです。
こういう場合は、まずそこでやった作業を疑うべきなので「やってもらったお店に聞いてみては?」と電話を切りました。
そのお店で工賃が発生している以上、当然やったお店に聞くことが第一段階です。
その後、また連絡がありいろいろ見てもらってその時は、直ったのですが家に帰る途中でまた同じ症状が起きたみたいです。
とりあえず場所も遠いので見てもらえませんか? というものでした。
新たにやった作業を聞くとブローオフの点検とウエストゲートの分解だそうです。
ウエストゲートは、分解してもらってからアイドリングでもウエストゲート側から排気が漏れるという症状がでて
余計に調子が悪くなったみたいです。
これは、たぶん組み付け時にダイヤフラムのブーツがきちんと入っていない可能性があると思い
どういうふうに組んでいましたか?と聞くと
あの堅いスプリングの蓋を手で組み付けていたみたいです。
「ありえないです。」
プレスがない素人ならまだしも、、プロのしかもポルシェの有名店で、、、
それから来店されてウエストゲートを分解してみると 思ったとおりダイヤフラムが中でぐちゃぐちゃになっていました。
この状態だとバルブが正常に動きません。
しかもバブルを外してガタを見てみると 今までで最高の 50/100mm も振っていました。
たとえダイヤフラムが正常でもガイドは、アウトです。
それを普通に分解して組み付けてしまうところが怖いです。
この車は、マフラーが触媒付きのフルノーマルだからこの状態でもブーストがそれほど上がらなかったと思います。
もっとも上がっていてもノーマルのブースト計は、0.8kしかささないので解りません。
メルマガ読者とmixiの方は、この先があります。
アンケートにご協力ください。
コメント
RSS feed for comments on this post.
TrackBack URL : http://kurumaseibi.com/modules/wordpress/wp-trackback.php/124
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
改行や段落は自動です
URLとE-mailは自動的にリンクされますので、<a>タグは不要です。
HTML allowed: <a href="" title="" rel=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <code> <em> <i> <strike> <strong>