ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
サイト情報
サイト管理者

hiro


オンライン状況
13 人のユーザが現在オンラインです。 (3 人のユーザが ブログ を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 13

もっと...
ブログ  カレンダー
2024年 4月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
ブログ  検索
お問い合わせ


チューニング、車の整備に関するお問い合わせは、 チャレンジレーシングまで



chale




お問い合わせ  ホーム



<< ポルシェ オイルクーラー取り付け 明日は、筑波 >>

2010年3月1日(月曜日)

ポルシェ LSD& MT

カテゴリー: - hiro @ 21時44分22秒

ポルシェ LSD取り付けです。

ポルシェのLSDは、デフサイドのフタが外れるので案外簡単に思われますが作業的には、かなり大変です。

車上だと バックラッシュは、調整できても最悪歯あたりが合わない場合は、MTを降ろさないと出来ないからです。

ポルシェのデフ組みで1番大変なのは、 ポルシェは、バックラッシュ調整用のシムがデフのサイドB/Gの中にあるので
1回1回サイドベアリングを外さないと出来ないところ。

しかも、社外のLSDは、 プーラーを入れるための逃がしの加工がないデフが多いので抜くのが最悪です。

lsd 1

これは、カーツのデフですが、、、、 サービスホールがほとんどありません。

もっとメンテナンス性を考えろよ!  という感じです。

こういうのってLSD 開発技術者は、 現場を知らない証拠です。

ウチにあるスナップオンの プーラー  と クッコーのプーラー でも まるで入る隙間がない。

この2つのプーラーは、 世界最高水準のプーラーです。  これが入らないならどんな工具で抜くんだよ!  と思います。

結局 国産のプーラーを加工して工具を作りました。

lsd 2

lsd 3

これが調整用のシム

バックラッシュが合わないとこのシムを入れ替えて調整します。

ベアリングを外してデフに組み込んで、、、ケースの中に入れてバックラッシュを調整します。

それで合わないとまた外して調整です。

結局 4回ほど組み替えてようやく 数値が出ました。

これだけで平気で半日以上掛かります。   ポルシェのデフ組みってあまりやりたくない作業のひとつです。

どうしてポルシェは、インプレッサなどのようにアウター調整式にしないのか?  と思います。

インプレッサは、デフの左右のベアリングケースがネジ式になっていてそれを回すことで調整できます。

だから、、バックラッシュの調整が簡単です。

もちろん精度や、剛性を考えればインナー式のほうがいいのですが、、、

作業性を考えれば最悪です。

このあたりがポルシェのこだわりですかね。

lsd 4

刃当たりの調整でよく全面に光明丹 塗る人がいますが、、あれは意味がないです。

少しだけ塗って回して、、戻ってきたあたりを見るのが重要です。

これでようやくMT完成です。

それから、、、

964ターボの MTも O/H完了です。

964 mt 1

964 cam

この車は、 カムも同時にやるのでエンジン分解中です。

今日、、カムが届いたので今週組み込みです。

といっても、、、明日は筑波の走行会ですが、、、、  間に合うのか????


コメント

RSS feed for comments on this post.

TrackBack URL : http://kurumaseibi.com/modules/wordpress/wp-trackback.php/296

この投稿には、まだコメントが付いていません

コメントの投稿

改行や段落は自動です
URLとE-mailは自動的にリンクされますので、<a>タグは不要です。
HTML allowed: <a href="" title="" rel=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <code> <em> <i> <strike> <strong>


ご注意 : セッティングにより、コメント投稿から実際に閲覧できるようになるまで暫く時間が掛かる場合があります。 再投稿の必要はありませんので、表示されるまでお待ち下さい。

49 queries. 0.009 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress