964 3.6L ターボ エンジン O/H
964 3.6Lターボ エンジンO/Hです。
最近 3.6Lターボが多いです。
その販売台数から 希少価値の高い 964 3.6L ターボですが、
この車は、走行距離 4万km の バリ物です。
今回は、エンジンオイル漏れも酷くなってきたので修理を含めたエンジンO/Hです。
964 3.6L 低走行車といっても実質には、販売から20年近く経ちます。
過去にも 走行2万キロの 993 や 964RS など
走行距離に関係なくエンジンの中が劣化している車を数多く見ました。
これは、エンジンのインマニ部分のインシュレーターですが樹脂で出来ているのでほとんどの車が
亀裂が入ったり割れていたりします。
この車も熱で変形しています。
この部分をアルミで作成することも可能ですが、アルミは、熱の影響が大きいので真夏などは、
Kジェトロの場合パーコレーションの原因となります。
カムシャフトですが、みごとに虫食い状態です。
これは、今までの経験上 走行距離が少ない車のほうがこうなりやすい傾向にあります。
オイルが切れた状態で長時間放置された車に多いです。
ケース部分のオイル漏れもかなりあります。
ピストンや、メタル クランクシャフト などの主要部品は、綺麗な状態です。
今回は、チューニングベースのO/Hではないので クーパーリングなどの加工はしません。
あくまでもKジェトロでノーマル状態で長く乗っていただく為のエンジンO/Hです。
カムシャフトのみは、せっかくなので別のものに交換しようかと思います。
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3年ぶりの復活です。
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