ポルシェ G50 MT用 OS技研 LSD
ポルシェ G50用 OS技研 スーパーロックLSD
ウチでは、何故か? ハイエースで定番のOS技研 LSD
ポルシェ用が 売れています。
OS技研製の LSDの良さは、その素材と内部構造にあると思います。
素材の良さは、 LSDの外側の釜の部分がきちんと焼き入れ処理がしてあること。
この処理がしていないLSDは、他社製でたくさんありますが、焼入れしていないLSDの場合
レースユースで使う場合 デフオイルの温度が上がるとリングギヤのボルトが緩むことがあります。
実際にGT-Rで緩んだ車があるのでこの部分は、非常に重要です。
もし、、リングギヤボルトが緩んだりしたらポルシェの場合 MT全損です。
あとは、プレート枚数の多さ。
実に片側14枚 合計 28枚のプレートが入ります。
これが耐久性がある理由です。
今回は、OS技研 LSDの中でも TOP ブランドである TCD プレートを チャレンジ964ターボ号で
テストします。
TCD プレートと 通常のプレートとの違いは、 TCDは、プレート内にオイルが流れる為の穴があります。
熱をもつ機械というのは、なるべく冷却機能があるほうが当然いいです。
そこで開発されたのがこのTCDプレートです。
カム角度も 今回は、スタンダード品よりも サーキット仕様の角度で組んでいます。
このあたりの角度の設定は、オーダー時に自由に選ぶことが出来ます。
ちなみに こちらは、スタンダード品。
ポルシェって RRでトラクションかかるから、、LSDいらない?? ってひとがよくいますが、、、
そういう人は、雨のサーキットを LSD無しで走ったほうがいい。
特に 雨の富士が お勧めです。
あのロングストートからのブレーキングで LSDがないと 平気で2車線ぐらい横に飛んでいきます。
ポルシェの LSDが逆 1.5WAY というのは、こういうことです。
あと、、前進側は、RRで車重がかかるからいらないと思っている人も
本庄サーキットの最終コーナーを ターボで走れば解ります。
まったくリヤがグリップしません。
ターボは、もともと 純正LSDが付いていますが、、純正LSDは、まったく効かないと
思ったほうがいいです。
こういうふうに 自分の車の足りない部分を付け加えていくのが本当のチューニングです。
ただ、闇雲にパーツをつけたから車が良くなると思っている人が多いのが残念です。
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