ポルシェターボ ウエストゲート
ポルシェターボのウエストゲートの修理をしています。
ポルシェターボ 964 930 などもすでに販売されてから15年以上経ちます。
ウエストゲート本体もさすがに年式が経つとバルブのガイドがガタガタになります。
しかも、今まで1度もメンテナンスしたことがない車がほとんどです。
症状としては、ブースト圧がいったんオーバーシュートしてから元に戻ったり、ブースト圧が安定しなくなります。
ポルシェの純正ウエストゲートは、すごくでかいです。
社外のウエストゲートと比べてもかなり大きめです。
中身は、このようにバネとダイヤフラムが入っています。
バネのスプリングの堅さでブースト圧を設定しています。
ダイヤフラムもよくダメになるパーツです。
この車の場合ダイヤフラムが今にも破れそうになっています。
要交換です。
このパーツは、純正部品としてはパーツ供給がないのですが、アメリカ周りで取り寄せれば購入可能です。
これがウエストゲートのバルブなのですが、バルブガイドとバルブのガタがすごいです。
ウエストゲートが開く前にガイドの隙間からエアが逃げてしまうのでブースト圧が安定しません。
これも昔は、バルブガイドとしてパーツが売られていたみたいですが今はないので加工屋さんにお願いして
バルブガイドを製作入れ替えします。
ウエストゲートは、新品部品を買うと高額なのでO/Hして使用したほうがいいです。
ターボにお乗りの方は、一度点検してみてください。
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