最近、ルーブリガスというのを使っています。

昔から、よくロータリーの車に使っているのを知っていたのですが、
ガソリンを使っている機械なら何でもOKということで自分の車に入れています。

どういうものかというとガソリンに対して2サイクルのバイクのように混ぜます。

その割合は、500対１です。

ガソリンに混ぜることで普段は、絶対に潤滑保護できない部分を潤滑できます。

ロータリーエンジンは、アペックスシールをメタリングポンプから噴くオイルで保護していますが
これは構造上エンジンオイルを噴射しているのですがこの部分だけを違うオイルを噴射することは不可能なので
ガソリンに混ぜて使う必要が出てきます。

ルーブリガスを使った車と使っていない車では、エンジンO/Hの際にアペックスシールのあたりが全然違うのが
解ります。

これは、4サイクルのエンジンのシリンダーにもいえます。

4サイクルは、エンジンオイルをピストンリングでかきおとしているので通常は必要がないように思えるのですが
車のエンジンが冷え切ったときのドライスタートは、1番シリンダーにとってよくない状態です。

この状態の時に、確実にシリンンダーを潤滑してくれるのは、ガソリンに含まれたオイル以外は、構造上無理です。

これは、実際は、メーカーがやりたくてもコストの問題などで無理な部分が多いのとそんなことをしなくても10万キロは、
もつだろうという考えからだと思います。

今回は、レース用のポルシェと街乗りようのﾍﾞﾝﾂ（w124）　　それから通勤用のエブリーに入れました。

少量のガソリンであらかじめ混ぜてから入れると混ざりがいいです。

もしくは、スタンドで給油のときに先に入れておいてガソリンを後から入れれば自然と混ざります。

ポルシェは、まだ、入れてからサーキットで走らせていないので解らないのですが、
1番効果が出たのは、エブリーです。

走行距離17万キロ　の車ですがレギュラーだと今までアクセルを踏み込むとノッキング出まくりだったのが
まるで出なくなりました。

排気量の小さい車ほどちょっとしたことでも違いがわかるのでテストには、ちょうどいいのだと思います。

ポルシェも結構オイル下がりの症状が出ているのですがかけ始めの煙が少なくなりました。

今度、O/Hするときが楽しみだのでこのまま入れ続けようと思います。

ルーブリガス