964 カレラ2 エンジン始動
964カレラ2 のエンジンが始動しました。
引き取りからだとほぼ3週間、、、、
あのぼろぼろの状態からすると早いほうだと思います。
1番助かったのは、加工をやっていただいた○クラフトさん。
ここの職人さんのおかげで短期間でO/Hすることができました。
知り合いのお店でポルシェのエンジンのO/Hをずいぶん前からやっていますが、、まだ加工からヘッドが上がってこない
と嘆いてました。
エンジンを載せる前にできるところは、綺麗にしておこうといろいろやりました。
まずは、エンジンルームの断熱シート
これってどの車もボロボロです。
しかも、交換は、エンジンが降りた状態でないと出来ないのでこの機会に交換します。
こんなにもボロボロです。
シートではなくただの粉になっています。
新品に張り替えるとこんなに綺麗になります。
シートの張替えは案外大変です。
上の部分は、上手くボンドで貼り付けてやらないと垂れてきます。
続いてクーリングファン
ポルシェのシンボルなのでこれも色を塗り替えました。
赤が剥がれてみっともないのでシルバーに塗り替えました。
友人の塗装屋さんに色をもらいきちんとサフェを塗ってシルバー塗ってクリアー吹きました。
完成した964カレラ2の M64エンジンです。
ダブルマスの重たいノーマルのクラッチが付いていましたのでRSクラッチに交換です。
これだけで相当レスポンスがよくなります。
完成したエンジンを車両に搭載します。
車両に搭載後、エンジン始動前にコンプレッションチェックをしました。
コンプレッションチェックで重要なのは、最大数値ではなく何回のクランクで最大数値になるか?
ここが案外重要です。
例えばクランキング5回でやっと最大数値になるエンジンよりも1回目で最大数値になるエンジンのほうが当然状態はいいです。
このエンジンは、クランキング1発で12.3です。
オーバーホールしているから当然ですが、いい数値です。
やっとエンジン始動、、、、この瞬間が1番ほっとします。
とりあえずラッピング作業を何回かして来週あたりに走り出します。
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