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<< フラットノーズ号  オイル漏れ修理 964ターボ オイル漏れ修理&タペット調整 >>

2009年4月30日(木曜日)

964ターボ オイル漏れ修理のつもりが、、、

カテゴリー: - hiro @ 22時26分32秒

964ターボのオイル漏れ修理をしています。

この年式のポルシェは、オイル漏れしていて当然なぐらいどこかしらオイル漏れしています。

空冷エンジンで水冷と比べてオイルシールなどの疲労が激しい車ですので仕方が無いことですが、、、

ポルシェのオイル漏れで困るところは、一箇所を直しても次から次へとオイル漏れ部分が増えていくことです。

s tubo 1

オイルリターンチューブとタペットカバーから漏れています。

それからリヤのカムシャフトについているタービンのオイル回収ポンプからもオイル漏れしています。

s tubo 2

オイル漏れから引火して車に火がつくケースが多いのでEXマニホールド近辺のオイル漏れは、
非常に危険です。

車の引火の原因のほとんどがオイル漏れによるものです。

案外ガソリンは、漏れていても火がつきにくくオイルのほうが逆にやばいです。

s tubo 3

オイルリターンチューブも補修用を使い修理します。

前回は、アルミタイプを使ったのですが今回は、鉄のタイプです。

s tubo 4

s tubo 5

オイルポンプのOリングもご覧のようにまるで張りがなくなっています。

続いてタペットカバーを開けると、、、、、

大変なことを発見しました。

なんと、、、3番シリンダーのロッカーアームのシャフトが今にも外れそうな位置まで飛び出てきています。

s tubo 6

これは、本当にやばいです。

あと数ミリ飛び出ていたらロッカーアームが外れるところです。

これがもしサーキットで起きていたら、、、と思うと恐ろしいことです。

それ以前に先ほども調子を見るのに全開にしていたところだったので本当にやばかったです。

ロッカーシャフトの締め付けトルクって確か2K程度です。

でもこれは、新品のシリンダーとシャフトを使った場合の基準であって中古エンジンをO/Hするときは
私は、ボルトが伸びるのを感じるぐらい締めます。

ポルシェのロッカーシャフトのネジは、6mmですがすごい強度のネジです。

相当強いトルクで締めても平気です。 

昔、エンジン組みを教えてくれた師匠は、マニュアルなんてほとんど見ない人だった。

自分なりの経験と感覚を教える人でした。   

こういう状態を現場で見るたびに師匠の言っていることは正しかったんだな!  と納得します。

ロッカーシャフトの飛び出しのほとんどが締め付けトルク不良です。

ということで、、、、他の部分も危なそうなのでオイル漏れ修理のつもりだったんですがタペット調整することにしました。

でも、、、本当に危なかった。

見ておいてよかったと、、、、思います。


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