L型エンジン 11
ブロックの洗浄が終わってエンジンを組んでいきます。
洗浄をいい加減にやると後でもう一度バラすはめになるので慎重に綺麗に行ないます。
このクランクは、10/100ぐらい振っていたのを修正したのでもう一度プラスチゲージでクリアランスを確認します。
6/100ぐらい、、、、
少し広めだがまあOKということで組んでいきます。
クランクキャップのメタル部分にエンジンペーストを塗ります。
これは、塗る人と塗らない人いろいろなチューナーがいます。
わざとモリブデングリスを塗る人もいます。
人それぞれですね!
L型で重要なところは、ここ、、、
スラストのクリアランスです。
これが、、、組み方で変わってしまうから要注意です。
どういうことかというと、、、クランクキャップの精度がいまいちで締めこむときの位置でスラストのクリアランスが
変わってしまう、、、
初め組むと、、、ほとんどスラストクリアランスがない状態、、、
これじゃまずいだろうと、、、改めてスラストメタルが入るクランクキャップを1度緩めて馴染ませながら
組むと7/100ぐらいのクリアランスになる。
組み方で変わるエンジンは、多くあるがここまでスラストに影響するエンジンも珍しい、、、
さすが、、、L型、、、という感じです。
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