964ターボ ウエストゲートO/H
964ターボのウエストゲートのO/Hです。
ウエストゲートのバルブガイドがガタガタになりオーバーシュートしていたターボの
ウエストゲートをO/Hしました。
ウエストゲートの中身の部品は、純正だとパーツ販売がありません。
ウエストゲート単品を新品で購入すると○十万円します。
ポルシェ部品のないものはアメリカで、、、、というのは常識です。
アメリカは、ポルシェにとってももっとも大きな市場です。
逆に言えば日本なんてどうでもいい、、、
それぐらい車人口が圧倒的に違います。
アメリカのすごいところは、ないものは作れ、、精神のプライベーターがいるところです。
日本でこんなものがあったらいいのになーと思ったパーツが大体アメリカでは販売されています。
車好きの考えることは大体同じです。
しかも、アメリカは、その人数が圧倒的に多い。
バルブガイドを入れ替えしました。
使用したガイドは、エンジンのバルブガイドなどと同じです。
削り出しで作成してもらいました。
ブーストがかかった時しかウエストゲートは、動かないのでエンジンのバルブほど常に動いているわけではないので
耐久性は、十分です。
交換するウエストゲートブーツです。
スタッドボルトも1本ダメになっていましたので交換です。
交換前のウエストゲートブーツ
破れそうになっているのが分かると思います。
ポルシェのウエストゲートはすごいスプリングで押さえられているのでプレスでないと入れることが出来ません。
スプリング容量が大きいということはそれだけブーストが安定するということです。
だから、安定していない車は、どこかがおかしい?と思ったほうがいいです。
純正のウエストゲートは、左リヤタイヤを外せば見えます。
今回は、AF計による燃料セッティング(確認)も行なうのでAF計のアダプターも取り付けました。
930や946のKジェトロは、セッティングがシビアなのでAF計を付けて確認するのが1番です。
キャブレターと同じように調整ネジを1/4動かすだけで平気でAFが1ぐらい変わります。
人間の感だけでは無理です。
今日少し、一般道を走ったのですがブーストは、すごく安定しています。
3速全開ぐらいで前は、オーバーシュートしていましたが安定しています。
この状態でEVCなどでブーストUPすれば速い車になると思います。
ウエストゲートが安定しない状態でEVCをつけても意味がなくコントロールできません。
EVCはブーストを上げることは出来ても下げることは出来ないからです。
後は、4速と5速の現車セッティングをして終了です。
ポルシェの4速と5速は、さすがに高速でないと無理です。
ノーマルなのでまだいいですがチューンドだと相当危険です。(それが仕事なのでしょうがないですね。)
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